「私」をコントロール下に置きたい

 タイトル、本気でネタ切れしたので、もう普通にてきとーにつけます。

 

 で、タイトルの主語なんですが「私自身が」です。

 びょーきのせいか、もともとの気質か、突飛な出来事があるとものすごく動揺します。で、たぶんもともとの気質です。小さい頃からその傾向はあった。びょーきでひどくなった気はするけど。

 小さい頃からそういうのが苦手で、じゃあその対応にどうしたかっていうと、「調べ上げて想定外を極力なくす」これです。「こういうことがあるかもしれない」と頭の片隅に入れておくだけでだいぶ気持ちが楽です。

 

 頭の片隅に「こういうことがあるかもしれない」を入れておくだけでだいぶ楽なんですが、もっと安心なのは、それに対する処置を考えておくことです。そしてそのためには「自分自身が予定通りの行動を取れること」が前提になってきます。

 

 中学生から陸上を始めまして。いや、正確には小学校でちょっとやってたんですが、50mを10秒超えというしょーもない成績だったのでそれは私の中で除外したい。除外したい。で、結局高校でも陸上やってまして。

 陸上ってクローズドスキルっていうカテゴリのスポーツなんですね。クローズドスキルとオープンスキルってのがあって、クローズドは「正確に体を動かすことで実績が出る」もの。逆にオープンは、対人戦とかの「状況を判断して体を動かすことが実績につながる」もの。ざっくり説明するとそんな感じです。専門用語使いたいだけだろ。

 私はわりと真面目に(というか手抜き加減がわからなかった)陸上に励みまして。

 単純に自分の感覚だけでよいパフォーマンスが出来るかっていったらそうでもなくて、風向きとかフィールドの具合とか、そういうのを把握して自分を調節するものなんですね、これ。

 でもやっぱり、自分で最高の状態に調整するためには「自分の体」に関してかなり高いレベルで管理が行き届かないといけないんです。たぶんこれはオープンスキルのスポーツも変わらない。じゃあなんでオープンだクローズドだ出した。答え:いいたかっただけ(たぶん)。

 

 まあ実際のところは陸上やってたからそれを例にして書きたかっただけなんですが、高校レベルの陸上くらいなら、たとえば専門誌の教則を守ればそこそこいいところまで行きます。たぶん、その「お手本」を「自分の体」に一番適した形に馴染ませるのはインハイで上位に行く人とか、陸上しに大学行くような人だと思ってます。偏見かも。

 でも、「お手本」を真似るだけでも、結構大変なんですよね。スポーツやらない人にはあんまりわからない気がするけど。

 

 もちろん体を正確に動かすことも大事なんだけど、体という物体に関する管理も大事なんです。具体的にいうと、体重、体各部の痛みや疲労具合、筋力、俊敏性、などなど。この辺、ちょっとしたことで変わります。

 ちょっとしたことで変わってしまうから、私はわりとそういうのに神経質なくらい敏感です。

 

 一応、それなりに歳は重ねてるので、自分だけがどうこうしただけで物事がうまく行くわけじゃないってことはわかっています。

 わかっていますが、何かに挑むなら自分の調子は最善にしておきたいと思います。

 何かあるときだけ調整するなんてムチャなので、普段から自分の体に関して神経尖らせています。

 

 人の会話とかで、世の人はそんなことに気を配ってないんだなあ、なんて感じます。いい悪いじゃなくて、なんというか、考え方が違うんだなあってそんな感じ。

 陸上だけに限らず、普段の生活でも「私自身」の状態変化について敏感気味で、それが私が生きていくうえで「必要なこと」だったから、そんなこと気にせずに生きてこれた人が羨ましいというか、うん、羨ましい。

 

 びょーきになって、今まで自分を管理してきたことが役立っていたりします。

 例えば、通院のときに病状を伝えることとか、会社で働く上で体調を管理することとか、そういう、ちょっとしたことだけど私には必要なこと。

 人生何が役に立つかわかんねーなー、って。